男性更年期障害の症状
男性更年期障害の症状には、精神症状、身体症状、性機能症状の3つの症状があります。
精神症状には、抑鬱、無気力、不安感、イライラ、記憶力や集中力の低下、不眠傾向などがあります。
身体症状には、慢性的な疲労感、ほてり、頭痛、めまい、異常発汗、筋肉痛、肩こり、腰痛、関節痛、動悸、息切れ、頻尿、体毛減少などがあります。
性機能症状には、性欲の低下、早朝勃起の減少、勃起障害(ED)などがあります。
女性は閉経時に急激にホルモンの分泌量が低下しますが、男性は加齢とともに、ゆるやかにホルモンの分泌量が低下していきます。
そのため、何となく体調が優れない、疲れが取れない、眠れない、イライラする、不安感があるなどといった不定愁訴が現われますが、症状が一定しなかったり、しばらくすると治まるために、病気として自覚しにくく見落としがちになりやすいと言われています。