男性更年期障害は、加齢とともに男性ホルモン(テストステロンやアンドロゲンなど)の分泌量が少なくなり、それによって自律神経が乱れる事で、様々な心身の不調が見られるようになる諸症状を言います。

男性の更年期障害とは、加齢とともに少しずつ男性ホルモンの分泌量が少なくなる事で、疲れが取れない、やる気が出ない、イライラする、集中力の低下、不安神経症、不眠、耳鳴り、肩こり、腰痛、頻尿、動悸、息切れ、食欲不振、性欲低下、勃起障害など、精神的に不安定になったり、肉体的な衰えや不調を感じるようになる、いくつかの諸症状の事です。


男性ホルモンの95%は
睾丸で作られています。


熱に弱い睾丸が蒸れない男性下着

男性更年期障害の症状

 

男性更年期障害の症状には、精神症状、身体症状、性機能症状の3つの症状があります。

 

精神症状には、抑鬱、無気力、不安感、イライラ、記憶力や集中力の低下、不眠傾向などがあります。

 

身体症状には、慢性的な疲労感、ほてり、頭痛、めまい、異常発汗、筋肉痛、肩こり、腰痛、関節痛、動悸、息切れ、頻尿、体毛減少などがあります。

 

性機能症状には、性欲の低下、早朝勃起の減少、勃起障害(ED)などがあります。


女性は閉経時に急激にホルモンの分泌量が低下しますが、男性は加齢とともに、ゆるやかにホルモンの分泌量が低下していきます。

 

そのため、何となく体調が優れない、疲れが取れない、眠れない、イライラする、不安感があるなどといった不定愁訴が現われますが、症状が一定しなかったり、しばらくすると治まるために、病気として自覚しにくく見落としがちになりやすいと言われています。

男性ホルモンは、20代をピークにして、徐々に分泌量が少なくなっていきます。
そして、職場や家庭内での責任感が最も大きくなると言われている40~60代になると、加齢やストレスなどの影響から男性ホルモンの分泌不足を起こしやすくなり、様々な心身の変調が現われるようになります。
また、運動不足や不摂生からも、男性ホルモンの分泌量が低下しやすくなるため、更年期障害を起こしやすくなったり、症状を重くする原因になると言われています。
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